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共働き時代の育休のあり方

男女平等に共働き世帯なのに、ステレオタイプに縛られて、女性だけが1年間フルの育休や子どもの急なお迎えなどに奔走していないだろうか?共働きであるなら、夫と妻の収入比率、お互いのキャリアパス、キャリアビジョン、会社の支援制度をよく比較して、適切に育休期間や子育て負担を分担する必要がある。

今や夫より妻の方が高収入などということは当たり前にある。夫側がこの点を考えず、ステレオタイプに「男だから育休は取りにくいし、急なお迎えも無理だ」と妻に負担を押し付けるのなら、その家庭は上手くいかなくなる可能性が高いだろう。

確かに男性が育休を数ヶ月以上取ったり、急なお迎えで会社を早退するのはカドが立つ。男性育休がもてはやされているとはいえ、パフォーマンスに過ぎず、男性育休は多くの人の常識に反する。40代以上の管理職や経営層には頭ではわかっていても受け入れられない価値観だろう。

しかし育休でカドが立つのは女性だって同じだ。女性だって子持ち様と揶揄され、肩身の狭い思いをしながら仕事と子育てを両立すべく奔走している。ここで夫側が妻の努力に甘えてしまえば、人も社会も発展しないだろう。

共働き時代の育休は性別ではなくお互いの価値観や収入、キャリアの現在とこれからをよく話し合って決めるのが相応しい。